今日も、昨日も、その先も
故人とのつながりを今も大切にしたい
心の拠り所をつくる「手依–たより–」
現代の暮らしへ向けて、宗教や宗派、土地それぞれの風習によって定められた仏壇や祭壇ではなく、1人ひとりが故人を想い、偲ぶためのしつらえのデザイン。「手依」という名前には、手を依り代に、故人と想いを交わす便りのような存在になるようにと思いを込めた。「手を合わせる」または「手で包み込む」という所作が、宗教や宗派にかかわらず、祈りや慈しみを表す普遍的な行為であることに着目し、つながりを持ち続けたい故人(家族や親族に限らず、恋人や友人、ペットなど)へ向けて、従来型の仏壇ではないからこそ、そうした故人も偲ぶことが可能な道具としての提案。